Le ballon FC:Pascal Monfort&David Bellion(Red Star FC),Shinjae Lee(NIEVEL CRACK)ルバロンパトリックリボーンプロジェクト
2017年11月12日、フランスのシューズメーカー「PATRICK」が掲げる「PATRICK REBORN PROJECT」の一環として、パリのインディペンデントフットボールリーグ”Le Ballon”を招致し、この日限りのスペシャルワンデイトーナメントが開催された。参加チームはサッカーカルチャーを多面的に切り取る唯一無二の「SHUKYU MAGAZINE」やBEAMS,mita Sneakersなど東京のカルチャーを創造する面々が集結。熱い戦いを繰り広げたのだった。サッカーは世界中、どこに行っても存在する。この日もサッカーが持つ多様性を存分に感じる1日となった。
優勝したのはチームルバロン。最後はPKにまでもつれこむドラマチックな展開となった。
この日、サッカーフリークたちの注目を集めたのはチーム ルバロンとして参加したDavid Bellion(ダヴィド・ベリオン)選手。フランス3部リーグのRed Star FC(レッド・スター)のクリエイティブディレクターを務める人物である。カンヌからプレミアリーグへと渡り歩き、全盛期にはマンチェスター・ユナイテッドで3年間プレーした経歴もある。ポジションはフォワード。ガチのストライカーだ。一流のフットボールプレイヤーから、現在はアートの世界へ身を置く。華麗な転身を遂げた希有な経歴はViceとMirror誌が詳しく取り上げている。
また、ベリオン選手の存在がRed star FCにViceがスポンサードしたひとつの要因にもなったと話してくれた。Vice FranceはRed Star FCに密着取材している。
Red Star FCのユニフォームキット詳細記事はこちら
ショップではパトリックとルバロンの限定アイテムや、「City Boys FC(シティボーイズ)」とルバロンのコラボアイテムも販売された。
ルバロンリーグを仕切るボス。 Pascal Monfort(パスカル・モンフォート)はパリのカルチャーシーンにおいて大きな影響力を持つ重要人物だ。彼のインスタグラムを見れば一目瞭然。Colette周辺との交流や、世界的なアーティスト、ファッションブランド、サッカープレイヤーとコネクションを築いている。バンド The Shoppings としても活動。最近ニューアルバムをリリースしたが、アートワークもめちゃくちゃイケてる。
とにかくパワフルでクリエイティビティの塊のような人だった。
一緒に行ったサッカーヘッズの弟は、同じアジア人として最も大きな成功を集めた一人であろうサッカープレイヤー、「朴 智星(パク・チソン)」選手のマンチェスター・ユナイテッド時代のヴィンテージユニフォームを着用。
実は僕の着ているユニフォームはベリオン選手が手掛けたものだそうだ。オレンジのこちらのユニフォームはCollete限定で超少数リリースされたもの。僕は発売日を狙っていて運よくゲット出来たのだが、フランスから来たルバロンの面々は日本でこのユニフォームを着た人物にお目にかかれるとは思っていなかったようで、とてもびっくりしていた。そして喜んでくれた。僕に翻訳アプリを使って、直接説明してくれたことが嬉しかった。レア(20枚くらいしか販売していないと言っていたけど)とかいうことよりも、制作した本人とこうしてコミュニケーションを取れることが何より嬉しいことだ。アイデンティティが集約されたユニフォームキットの持つ記号性、その力を僕は、あらためて知ることになった。もとよりお気に入りのキットだが、より思い入れが強くなったことは言うまでもない。
なぜこのキットに惹かれたのか。自分でもよく分からない。本音を言えばViceのロゴのパワーは大きいと思う。しかしこのベリオン選手のルックを見て購入を決めたことは間違いない。
韓国のファッションブランド NIVEL CRACKのCEO SHINJAE LEEと弟。以前会ったこともあり、覚えていてくれたことが嬉しかった。最高。僕はシューズの入るリュックも愛用している。
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