BARCELONA CATALUNYA
バルセロナ観光。移動はバス、地下鉄、路面電車TRAMなど一通り。空港で市内の公共交通機関で使える回数券を必要に応じて買っておくといい。バルセロナ主要駅を網羅するZONA1 T10回数券がおすすめだ。10回分、1枚を複数人でシェア出来る。2人なら2回改札に通せばいいのだ。価格は10ユーロくらい。
サグラダファミリア、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョなど鉄板のガウディ建築探訪。多くの観光客で賑わっていた。街並も美しくて、古い建造物にバルやセレクトショップ、メゾンブランドのオンリーショップなどがひしめく。FCバルセロナのミュージアムでは、クラブの歴史、歴代のスター選手などがフィーチャーされていた。
今回、旅の目的の一つであった『宵宵祇園(Yoi Yoi Gion) 』を訪ねた。しかし休み。ツテを辿って会えるのではないかと思っていたが、残念だ。またバルセロナに来なくては。Yoi Yoi Gionは和製フリットと呼ばれた元Jリーガー、石塚啓次氏が経営するうどん屋さん。石塚氏は森敦彦氏とともにブランド『WACKO MARIA』を手掛けた。現在はブランドを離れ、家族でスペインに移住。自身が作りたいものを作ることをモットーに、スペインとサッカー文化に根ざしたアパレルブランド『BUENAVISTA』や旅行、サッカー留学のコーディネートをする『VIVA LA VIDA』を立ち上げた人物である。詳しくはフイナムのインタビューを参考にしてほしい。めちゃくちゃかっこいいのだ。
話しを戻すと、日曜日のバルセロナは観光客向けの熱心なお店以外は、ほとんど営業していない。大きな百貨店やZARAなども軒並み閉まっている。なぜか。日曜日だからだ。それ以外に理由は何もない。満足にショッピングして、ローカルに精通したお店を満喫したいなら日曜日以外に行くことをおすすめする。
カタルーニャ広場周辺は営業しているバルやお店も多いが盗難も多い。道を歩く際はスリに気を付けていたものの、食事中もおかまいなく盗んでくるので注意だ。おかげでiPhone 7 plus JB 256GB をやられた。手口はテーブルに近づき、声をかけ、気を取られている隙に盗んで行ってしまう。そんな人が観光客をカモに大人数でウロついているので気を付けよう。保険に入っていたので携帯電話自体はどうでもいいが、その後が面倒。ロックしていてもクラックされて不正利用される。そしてとんでもない額の電話代が後日、契約者に請求されるのだ。今回は盗難されて回線停止するまでの2日で40万円ほどの請求になっていた。契約している携帯電話キャリアに不正利用を訴え、解決するまで1ヶ月ほどがかかった。書類と電話のやりとりで不正利用証明をして請求額を調整するのだが、現地発行のポリスレポートは必須。多少英語が出来なくても、必ず現地警察に被害届けを出そう。わたしたちは出国前にカタルーニャ市警(空港内に分署がある)に届けた。
景観も雰囲気もご飯も最高。しかし、バルセロナはヨーロッパで一番盗難が多い街ということを、美味しいスパニッシュワインで気分が良くなっても忘れてはいけない。まあ、すっかり浮かれて忘れてしまっていたわけだが。それだけの魅力がバルセロナにはあった。そしてまだまだ知らない魅力がたくさんあるのだろう。こんな思いをしたって、必ずまた行きたいと思っているのだから。
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