HITOTZUKI Mural in Yamanashi

ミューラルとは、壁画のことである。アーティストの手で、建造物の壁面にペイントで作品を描く。HITOTZUKIはKAMI,SASUの夫婦のミューラルアーティストで数々のメゾンブランドや、企業、プロジェクトとタイアップ。最近では世界中からアーティストが集まるミューラルアートフェス、POWWOWなどにも招致され作品を残す。山梨でもいくつかの作品を描いており、小淵沢にある中村キース・へリング美術館のインスタレーションを始め昨年夏には笛吹市勝沼と北杜市高根に2つの作品が描かれた。


北杜市 アーティストインレジデンス

Chemin du bonheur(シュマン・デュ・ボヌール)


山梨県笛吹市勝沼

HODS(HANAOTTO DESIGN SERVICE) 

DJ KENSEI/stillichimiyaの流れ のアートワークはKAMIが手掛けた。


依頼主のHODS氏はフォトグラファー。カメラを持ってシャッターを切り、自ら制作を記録した。その写真はHITOTZUKIウェブサイトのトップページに掲載されている。



世界各国の市街地、山や森、海、空、風。周囲の環境と調和しながら、確かな存在感を放つHITOTZUKIの作品。最近、県庁所在地である甲府の街で、制作を行った。

そこにある空気の流れを可視化したかのような曲線、鮮やかに光輝く花。HITOTZUKIの作品は壮大な自然風景を思わせながら、スケートボードやヒップホップといったアーバンなグルーヴ感を孕む。制作している過程を見るとダンスや舞踊といったパフォーマンスに近い感覚を覚えるのは、HITOTZUKIが瞬間と空間のリズム、バイブスを非常に大切にしているからなのだと思う。甲府の街に壮大な世界を壁画として描き出した。


その制作記録は近日ウェブサイトにYOUTUBE経由で公開される予定。専用のフェイスブックアカウントでもティーザーや作品写真が徐々に公開されている。

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